職場を変える手順(医療従事者編)
おばんです。
今回の記事は、
「そろそろ次の職場で働きたくなった」
「キャリアアップのために職場を変えたい」
「嫌な上司がいて今の仕事が嫌いになりそう、他の職場に行きたい」
と言った次の職場へ移りたい人向けに書いていこうと思います。
僕も作業療法士として働いて今が2つ目の職場です。
僕の少ない経験ですが、絡めて書いていくことで少しはみなさんのためになるかと思いますのでよければ最後まで読んでみてください。
ちなみに僕が違う職場に移りたいと思った理由は
「地元に戻りたい」
「キャリアアップを図りたい」
でした。
では、いってみましょう!
1.先ずは本当に今の職場を辞めたいのか再確認
勢いで辞めたくなることは多々あります。
今の場所で学べるものが他にないのかなどしっかり考えた上で納得がいくのなら次のステップへ。
2.「働きながら次を探すのか」「辞めてから探すのか」
ここは個人の考えや経済的側面で選ばれるかなと思います。
医療職は割とシームレスに仕事を継続する傾向があり、前者を選ぶ人がとても多いです(僕もそうでした)。
3.次の職場を探す
医療従事者の場合は以下の3つが王道かと思われます
それぞれメリットがあります。
求人情報サイト経由では一定の勤続期間を超えるとサイトから謝礼が出ることがあります。
知り合いの紹介では、その職場の良い点・悪い点どちらも聞けます。
知り合いがいるという時点で精神的にも安定すると思います。
自身が卒業した学校には就職相談支援をしてくれる人たちがいます(いないところもあるのかな)。
学校を経由することで先方からの信頼も得られやすく採用に有利な点があります。
親切なところだと自分の要望を伝えていくつか就職先をピックアップして、段取りまでしてくれるところもあります。
ちなみに僕は「リハビリ養成校にある就職相談部門経由」でした。
選んだ理由は楽だったから。
4.実際に見学に行く
個人的にここが一番大事なところだと思います。
以前ちらっと過去記事に書いたのですが、見学中は職場の良いところしか見せようとしません。
可能であればそこのスタッフと話せる機会を設けさせてもらい職場の良い点・悪い点を聞き出しましょう。
5.履歴書の準備と面接
行きたい職場が決まったら履歴書を準備しましょう。
今はネットで色々調べられる時代なので、テンプレ通りに書けば問題なしです。
面接当日は指定時間の10分前くらいに現地に着いていれば大丈夫でしょう。
自分が何者でどんな人間かを把握していれば、どんな質問が来てもそれに当てはめれば大抵の質問は返せます。
緊張しなければ大丈夫です。
6.働いている職場に辞める意思を伝える
辞める前にはしっかり職場の就業規則を読んでおきましょう。
法律的には辞める2週間前に退職意思を伝えればOKですが職場によってそこはまちまちです。
あと、これは我々リハ職に限ったことかもしれませんが、基本職員募集は10月頃から開始しています。
それ以降の2月・3月になると欠けた人員の補填に追われるため嫌な顔をされるか最悪ゴネて辞めにくくなる可能性もあります。
就業規則次第では日付を逆算して就職活動をする必要があります。
晴れて内定がもらえたらそのまま次の職場へ。
内定がもらえなかった場合は違う職場へ面接に行くか、一度仕事から離れて休息を取るのも良いかと思います。
職場を変える際に思ったことは
「とてもパワーを使う作業だな」
ということ。
今は違う仕事をしようとしているのでまた「とてもパワーを使う作業」をしているわけですが、気持ちはだいぶ軽やかです。
なぜならやりたいことをやっているから。
リハ職で違う職場に行きたいと思っている人は、思考を少しずらして違う職業に飛び込んでみることをお勧めします。
そこまで使用するパワーは変わらないと思います。
今は色々な経験が大事な時代です。
色々な経験を掛け合わせることで誰にも真似できないオリジナリティが構築されます。
せっかくなった仕事だから、と言わずに自分に素直になってみても良いんじゃないですか。