現役作業療法士の給料
昨日の記事に僕の給料がどれくらいか載せると書いたので今回はそれを書いていきます。
早速ですがこれが僕(アラサー作業療法士)の給料明細です。
支給 | 基本給 | 213,570 |
資格手当 | 20,000 | |
住宅手当 | 6,000 | |
時間外手当 | 806 | |
(非)通勤費 | 4,200 | |
(課)通勤費 | 3,800 | |
総支給額 | 248,376 | |
控除 | 控除合計 | 58,135 |
手取り | 差引支給額 | 190,241 |
多いか少ないかは皆さんの価値観にお任せします。
個人的にはもっと欲しいです。
理由としては仕事内容と量の多さです。
僕の職場は時間的拘束は比較的短めです。残業しても定時から1時間延長くらいが大体多いです。
ちなみに残業代は出ません(出る業務もありますがほぼその業務をすることはありません)。
時間的側面ではまだ許容範囲内です。しかし、仕事でやることが多すぎる。
リハビリの仕事は世間一般的に言えば「マッサージ屋さん」だと思います。
仕事内容を覗いて見ると、
・マッサージ以外にも重度介助の患者さんと動作練習、歩行練習
・ご飯を食べる、トイレに行く練習をする
・家事動作の練習をする
・車の運転ができるかの評価をする
・ある程度評価ができたら退院までの治療プランを立案する
・自宅に帰る患者さんの場合は家に訪問する。その際のアポ取りも行う。
・患者さんのメンタルケア
・書類業務 etc
書いたらきりがありません。
一度体調が悪くなった患者さんに元の生活を送ってもらう手助けをさせてもらうわけです。やることは無限大にあります。
他にも実習生さんの対応や勉強会の運営、病棟などの他部署との連携を取り持つ業務も多々あります。
これら一つ一つに単位が取れたら少しは生産性が上がりそうですが、、
今の国政から考えるとまずあり得ませんね。
あと、偏見かもしれませんが、リハ職の人って基本的に他者に厳しいです。
褒めることはあまりないです。
僕自身褒められた記憶はほとんどないですw。
頑張っても給料として反映されない、他者にもほとんど褒められない(患者さんやその家族さんからは有難い言葉を都度いただいていました、本当に感謝です)といった報われない環境がリハ職の環境です。萎えちゃいます。
ちなみに30代前半男性の平均月収(手取り)は23万1900円だそうです。
やっぱリハ職は給料低いですね。萎えちゃいます。
働き方は今後多様化すると思います。
リハビリに対してとても情熱があり、やりがいが一番大事!という人でない限り、この仕事を続けて行くことは難しいのかなと思います。
今日はここまでです、閲覧ありがとうございました。