「さむい」、「ぬるい」環境から「あつい」環境へ
businessinsiderというサイトでこんな記事を見つけました。
IT企業30歳課長、歌舞伎町でホスト副業をしてわかった「サラリーマンはぬるい」
概要としては、
- 課長昇進に伴い仕事がつまらなくなった。そんな折り出会ったのがホスト業。
- 副業としてホストを経験していくうちにサラリーマンという立場が保護されているもの(ぬるい)であったこと。
- あとは今の自分の本業が好きだったと再認識できたこと。
- 今後もホストを副業としてやっていくこと。
ざっというとこんな感じでした。
気になる方は調べてみてください。
共感できた点としては
- 昇進に伴って仕事がつまらなくなったと感じた(リーダーになっただけだから昇進とまではいかないかw)
- 副業とまではいかないが自営(ブログ)を通してその道の厳しさを実感し、今の立場が保証されているありがたいものであることに気づいた
この2点でした。
昇進に伴って仕事がつまらなくなったと感じた
変化したことといえば業務内容と責任の度合い。
リーダーという今の立場になって増えたのが「事務仕事」と「会議」の2つ。
今の仕事は正直現場に立って働くことが醍醐味です。
上の2つが増えたことによってその機会が減少してしまいました。
事務仕事はまあそこまで嫌いではないのですが、僕は会議が大嫌いです。
ただの連絡・報告会になっており、意味がありません。
社内メールを使えばいい話です。
あと、今の僕の立場は「中間管理職」みたいなものです。
楽しく仕事をするが僕の仕事に対する軸なのですが、リーダーになると責任を伴ってしまい、いろいろなことに配慮しながら仕事をする必要が出てきました。
今の立場での自分の言動はチームの印象にも影響を与えかねないので今は言葉選びにとても気を使っています。
一番大変だと感じているのが板挟みにちょいちょい逢うこと。
僕なんかについてきてくれるチームのみんなと上司とどうやったらうまく折り合いがつくかを常に模索しています。
チームのみんなが考えているやりたいこと・大切なことと上司のそれとがズレている。上司の言っていることも正論だし、チームのみんなが考えていることも素晴らしい。
この折り合いをつけることが今の課題でもあり、仕事を純粋に楽しめない要因にもなっているような気がしています(チームのみんなの仕事のスタンスは僕と同じだと認識しているので、できればチームのみんながやりやすい環境を作りたい)。
今の立場を経験して思ったのは僕は人の上に立つのが苦手だなということ。
あとはとてもマイペースな人間だったのだなと再認識しました(自分のやったことは全部自分で責任をとったほうが楽という考え方)。
組織の歯車にはなれない不良品だったらしい、社会不適合者マンセー
雇われという立場のありがたみ、自営の厳しさ
今の雇われの立場と自営の大きな違いは金銭と責任の取り方。
雇われはとても重大なミス以外は全部企業が責任を取ってくれます。ミスをして、仕事の出来がまあまあでも賃金は月1回の給料という形で保証されています。これが副業ホストさんの記事に書かれていた「ぬるい」という表現だと思います。
医療職という業界は特にそれが顕著で給料は役職がつかない限り一律です。ぬるいどころか努力が実らない「寒い」環境ですね。ちなみに僕の立場である「リーダー」には役職手当がつきません\(^o^)/
自営は自分のやってきたことが全部自分に返ってくる世界だと曲がりながら認識し始めています。
ブログはまだ収益化していませんが、解析でどれくらいの人が一日に訪れてきてくれるかがわかります。
その数字はこれまでの自分の努力が反映されているものだと思っています。
いざ収益化しようとしても現在の状態では二束三文にもならないでしょう。
これ一本で生活していくことの大変さはブログをやっていなかったら漠然としていたと思います。
それで生活できるかできないかの責任を取るのはもちろん自分自身。
ここが大きな違いだなと感じています。
雇われか自営か。
そこは個人の好みや大事にしていきたいものによって変わります。
安定を求めるのか、安定からは得られないものを求めるのか。
この記事を読んで僕はより後者の道を進んで行きたいと感じました。
それが僕にとっての「あつい」環境だからです。
とりあえず、もう一つのブログをどうにかしないとなー。